三国志の読書

宮城谷昌光著作の三国志を読んでいます

一巻の7割ほど読んでみて雑感をメモ

 

とても読みやすく感動的な場面もあって面白いです

劉保が皇帝(順帝)になる際、宦官である孫程のクーデターが起こるのですが、その計画を知った時の劉保の振舞いは格好いいものです

11歳とは思えない

臣下の心意気を買いつつ、クーデター計画を知らぬ存ぜぬでは、劉保を煙たがる閻顕勢力には無意味であると正論も述べるところが、父親であった安帝との大きな違いに感じた

安帝は部下を贔屓するだけで、その正当性は分かっていなかった

ここら辺が熱かったです☺️

 

この本では漢字の成り立ちについて、白川静が評価されていますが、白川静から宮城谷昌光のことを高評価しているので、そのことも関係しているのかなと思わなくも

白川静は反対派もいるみたいですが、浅学なので賛成も反対もしませんが、いずれはその関係も調べたいですねぇ

 

とにかく三国志面白い!(小並感)