架空電線路の風圧荷重の話

電気設備技術基準によると、風速40m/sに耐える架空電線路でなければいけない。

低温地帯で最大風圧を生じる所では、甲種風圧荷重又は乙種風圧荷重の大きい方とあるが数字で明示できる。

甲種と乙種、丙種の違いは別の記事で書くとして、計算は以下の通り。

甲種:980x

乙種:490(x+6\times 2)

ここで、xは電線の外径で、乙種の足している値は雪が電線に積もった値。

乙種\lt甲種とすると、直ちにx\lt 12となるので、要は雪が電線に積もる厚みと同じになるまで、乙種を取り、電線が太くなれば甲種を取りなさいということになる。

電気設備技術基準の記述は分かりにくいもんです(^-^;